縮緬の長襦袢からブラウスにリメイクしました。我父が生前、愛用していました長襦袢、生地も柔らかくなっていて着心地がとても良いです。
縮緬の長襦袢はもともと柔らかい素材ですが 年数も経て、より柔らかくなっていましたので
ブラウスにリメイクをして 2代にわたり私も愛用していました。 結構長く着用しましたが
生地むせがでてきましたので そろそろ限界ですが もう一回小物に変身出来るかとおもっています。
ブラウスの仕立てで エリ、前立ては芯貼りをしています。
縮緬の生地は熱などには弱く縮みやすいものですが 年数が経ている生地は 生地にゆがみが出ません。
多少の縮みもアイロンで伸びますので 心配なくリメイク出来ます。
絹地なので 軽く、肌触りが良く、着心地の良いブラウスになっています。
ふた昔になりますが 我父の着物姿は、仕事から帰ると すぐ着物に着替え庭をふらつき(田舎なのでただ広いだけ) 書物を片手に囲碁をさし そのまま銘々の夕食の御前が用意されて食事をしました。 テーブルでの食事はその後 となり そのような時にはもう着物ではなく 洋服が普段着になっていました。
当時はどのような着物を着ていたか、関心なくすごしていましたから、よく覚えていませんが たぶん紬で長襦袢も着ていた思います。 その中の一着だったのでしょう。 洗い張り後の反物になって箪笥にしまってあったものを頂き このような、ブラウスにリメイクしてみました。
父も愛用していと思うと嬉しいものがありますね。
リメイクは 思い出も一緒に呼び覚ましますので 再利用できるものは末長く愛用していただきたいですね。