着物地からドレスにリメイクする時は、まず、ドレスに向くような風合いの生地作りから準備をします。

2009_0209yuuzenn0009

写真は加賀友禅の反物を着物巾に置いた様子です。 ミセス向きの訪問着です。

「着物とは中々動かないので 何かに提案して!」という事で 色々触りながらアイディアをだしています。 着物のの絵付けは やはり着物が一番きれいに見える様に絵付けされている為
ドレスにリメイクする場合は 着物の匂いを取り去る事からしなければならないと思っています。

着物柄の絵続は、リメイクする時に意外と邪魔になります。(柄を壊してはいけない感覚にとらわれるので) 続き柄は洋装の場合は余り必要としませんので そこの壁を外す事からリメイクへの構想を出しています。

着物、は柄もそうですが色も、和装独特の色彩があります。 日本人には、無意識の内に和の色合が身についていて こうですね、ああですね と提案された反物にはすんなりと受け入れる事が出来ます。 外国の方々にはこの色彩はちょっと難しいかと思います。

そうであれば ドレスの発祥地の方々から見れば 和の色、柄をそのままドレスに使用してしまうと おかしな感覚の日本人 のような印象が受けるのではないかとも思います。
洋装のドレスの色、素材は外国から入ったもので やはりそこには完成された色が存在します。

今日では洋装の色彩の着物も出ていますが お召しになる人のお好みで特注として作られていますので 一般的ではありませんね。

そこで ドレスにリメイクする前の段かいで ドレスに向くような色に変える工夫をしてみます。

2009_0210saidann0035

着物の生地をパーツに区分けして そこにターコイズブルーのオーガンジーを重ねています。

シックな和調の色合いから 華やかな色合いに変化します。
着物生地としての重さは変わりませんが 色を変える事で、軽く見える風合いも、ドレスに向く大事な条件になります。

ドレスにする時は、動きが良く、見た目の軽さも重要になります。 ただしウエディングドレスのようにどっしり感のものは別ですが。

パーツも細かく、接ぐデザインにして 柄の続きに目がいかないように工夫しています。