四つ身の着物からヴィオリン演奏用のドレスにリメイクをしました。 七、五、三のお祝い着(四つ身) 一回しか着なかった着物を ヴィオリンをされているお嬢様の発表会用のドレスにリメイクをしました。

北陸地方は 七、五、三のお祝い着が実家から届ける事が習慣になっています。
近年は レンタルで済ませる事が多くなりましたが それでも祖父母様たちがお元気な状態の場合は、お祝いの贈り物として娘の嫁ぎ先に贈られます。
身内に慶事ごとがなければ 七、五、三のお祝い時 に一度だけしか着る事がない、貴重で
勿体ない 一つ身や四つ身の着物になります。

一回だけ着た着物  ヴィオリンのお勉強中のお嬢様に ジュニアドレスとして活用したいとご依頼がありました。

2008_0401kijidai00032008_0401kijidai0006

こちらが 四つ身の着物の様子です。
赤やピンク系が多い四つ身の中で白地に大胆な波模様はドレスにリメイクしても映えそうです。

2008_0528jyuri0004

パーツに裁断した物を並べています。

2008_0613pinnku00182008_0626jyuri20030

着物の柄が斬新で大柄の為、そのままの使用では舞台衣装のようになってしまいます。
着物本体の色のアイボリー系を基準として 全体にオフ白系になるように、着物の柄部分はオフ白のオーガンジーを重ねて、柄の色表面をおさえています。
身頃や着物柄の間の白パーツ生地は、服地の別生地を挟んで仕上げています。

ヴィオリン演奏をされるお嬢様のドレスとして作りましたが 四つ身の着物は大人用のドレスとしても十分作れる要尺はあります。

着物地からドレスや洋服にする場合は ドレス、洋服の、風合いに生地の表面を変える必要があります。
それは 着物の柄や色がドレスなどの洋風のモチーフとかなり違っているからです。

柄の面積が大きいものなどは 着物生地全部を使用しないで仕上げる方が洒落て仕上がる事が多いです。

着物生地をドレスにリメイクする場合は 目立つ柄は、ほどほどに出して どこに柄を配置すれば良いかを 十分検討をする必要があります。

着物柄に対して 無地系の服地をプラスする事で 和装のイメージから解放されます。
その解放が、動きのある洋服のイメージとなって ドレスなどが作りやすくしています。