「郷土の偉人語り」をライフワークの一つにしています。 明治期の偉人の語りの衣装に、昭初初期の羽織を語りの衣装に選び着用しました。

語りの、会場にお借りした「鶴来うらら館」は180年前の建物で幕末に商家として建てられた物で室内は、ほぼそのまま維持され 石作りの蔵、ジザイ鍵の囲炉裏、べんがら壁は当時のままのもがを残されていて、町に寄付された建物です。
その座敷で語りを行いました。

囲炉裏続きの座敷は べんがら壁の違い棚があり 語りの主人公も180年の人物であり (鶴来町の地元の功労者 枝権兵衛を語る)を語らせていただきました。
語りの衣装を色々検討しました。
紬の着物着用は 昔話や朗読に多く使用されていますが 建物との調和を考え
聞く人にも、見てもうれしいもの、風格のある座敷にも映えるものと 昭和初期頃の大柄の羽織をえらびました。

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図柄は朱色に黒の大振りの糸菊柄です。

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長羽織で袖も長め 黒のセーターと黒のフレアーパンツとの組み合わせにしています。
袖口まである袖をたくし上げにして 語り調に合う軽快さを出すようにしました。
黒のリボンで、たくし上げ部分と羽織ヒモ替わりに飾り止めにしています。

華やかな羽織は 単品使いで洋服感覚での使用も可能ですね。

「衣装の色や着用が、座敷のべんがら壁とマッチして なんの違和感もなく 当時はこうであったろうとの語りをすんなり聞くこと出来た」 と衣装としては合格点を頂きました。

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着物や着物地からのリメイクは、新しく作る変える事ばかりではなく、着こなしや着る工夫からでもリメイクの方法はあると実感しています。

大正期や昭和初期の物は 色や、図柄が大胆で遊び心が多く楽しい物がいっぱいあります。

この時代の物をもう少し見直すと 良いイメージのリメイク方法が見つかるかもしれませんね。