夏用の喪の着物必要ですか?今日は全く必要なくなりましたね。ブラックフォーマル(洋装)の充実でこのような夏衣装は全く影を潜めています。

北陸の婚礼準備の一番に上げられ だれもが最初に準備をしていたのがこの様な喪服の衣装でした。  帯、長襦袢、羽織、コートと 夏用、冬用の二種類を誂える事から着物を揃える準備をしたものです。

一昔は葬儀は自宅や家の属する寺で行っていました。今の様にセレモニーホールや貸衣装は存在せず 衣装などは自前の物を着る(親戚一同が揃う葬儀では貸借りは出来ない)なので必ず必要とされ婚礼衣装道具の一番に揃えられたものでした。 身内の葬儀は着物を着るのが当たり前でした。 洋装は仕事関係や第三者的の時だけでした。

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写真は夏用の絽の喪服 と夏用帯 他に(絽の羽織がありますが これは法事の時着物はダークな色無地でその上に羽織る物) として用意されています。

今日、夏用の喪服着物は全く必要と、ならなくなりました。 セレモニーホールの充実と形式的な物は簡単に利用出来るレンタルの便利さから 必要とされず持ち揃える事がなくなりました。

着なくなった夏の絽の着物をリメイクをして 洋装のアンサンブルにしてみました。

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アンサンブル(ワンピース、ジャケット)にすると 着物巾の為 9号サイズまでになります。

着物生地の軽さと爽やかさが良くて リメイクして洋装に仕立て直しましたが 絽の生地の落ち感が悪く スカート部分が軽さの為、いつも裾を気にするよう感じになります。

羽織るようなワンピースタイプにする方が 利用価値が多いと思いました。

ブラックフォーマルで使う生地のデザインには 着物生地は難しいですね。

楽に羽おりたいご年配の方々には たっぷり 楽なワンピース型で、絽の素材は軽くて爽やか感があるので デザインのやり直しが必要です。

黒の絽の素材は透け感があるので喪服にこだわなくても良く、ちょっとしたお出掛け着にも利用出来るメリットがあります。

今の方々はあまりお持ちではないと思いますが お母様、ご祖母様のお持ちの物を別の形に生かす事も楽しい事ですね。